2013.07.03 Wednesday
飯村隆彦上映会&飯村×河合政之トーク
『ぼくらはヴィジュアルで思考する―シームレス・メディアの時代とvideo art』に執筆している飯村隆彦の上映・ライヴパフォーマンスイベント「飯村隆彦のNYガイセン・レトロスペクティブ#4〈光×時間〉」(7/7(日)@UPLINK ROOM)が開催され、会場にて飯村隆彦と河合政之(同編集・執筆)がトーク出演いたします。
飯村隆彦のNYガイセン・レトロスペクティブ#4〈光×時間〉
詳細・予約ウェブサイト:http://www.uplink.co.jp/event/2013/13026
7/7(日) 開場14:30/ 開演15:00
一般¥1,800 / 学生¥1,500
UPLINK ROOM(2F)
これらの映画はかつてケージが時間は音楽の最も重要な問題と喝破したように、その映画版に限りなく近づいて、時間は映画の最も重要な問題という問題提起をしています。あなたの答えを最後のQ&Aで聞かせて下さい。―飯村隆彦
第1回から、読売、朝日、東京新聞、共同通信等に取り上げられ、大きな反響を呼んだ、飯村隆彦のレトロスペクティブも最終回。
その#4は、<光X時間>というテーマで、明滅するミクロの時間から億光年のマクロの時間にいたる,瞬間に永遠を見る映像世界を現出します。また、このシリーズの呼び物となったパフォーマンスは映像アートの再生を期して、「映像のライブ」からの再出発を叶えます。
ゲストトーク
河合政之(ヴィデオアーティスト)×飯村隆彦
第1部
フィルム・パフォーマンス
「Circle And Square /サークル アンド スクエア」(1966/2013)(約15分) 16ミリフィルム
パフォーマンス:飯村隆彦
会場内に長大なループフィルムを、スクリーンから客席の最後尾まで巻き巡らして、パフォーマーは回転するフィルムにパンチャーで穴を空け続けるパフォーマンス。観客は眼前を通過するフィルムの穴から、スクリーン上の明滅する巨大な穴を見ます。
N.Y.のマイクロスコープ画廊でのパフォーマンスでは最後はフィルムが切れて終わり、観客席から歓声と喝采が上がりました。
第2部
作品上映(DVD)
「Shutter/シャッター」(1971) 30分
音楽:佐藤敬次郎
映写機の光のみをスクリーンの裏側からスピードを変えて、何度もフェード・イン・アウトをくり返して撮影。「光の玉」となった映写機の光は目玉の開閉のようにまばたきをくり返して、その間に不思議な幻覚のイメージが現れる。
「2Minutes 46Seconds 16Frames(100Feet)/2分46秒16コマ(100フィート)」(1973-2010) 9分
デュシャンの「スリー・ストッパージュ(1913)とジョン・ケージの「4’33”」(1952)にオマージュを捧げ、そのフィルム・バージョンともいえる本作。
「24Frames Per Second/1秒間24コマ」(1975-2007) 11分
1秒24コマの24分の1から24分の24まで、白黒の画面がポジからネガに、ネガからポジに反転して、陰/陽が映像で逆転する陰陽道を実現する。
「One Frame Duration/1コマの長さ」(1977-2007) 11分
24分の1コマにフィルムの全ての要素が見え、聞こえて、それをまばたきの間に見る。
飯村隆彦のNYガイセン・レトロスペクティブ#4〈光×時間〉
詳細・予約ウェブサイト:http://www.uplink.co.jp/event/2013/13026
7/7(日) 開場14:30/ 開演15:00
一般¥1,800 / 学生¥1,500
UPLINK ROOM(2F)
これらの映画はかつてケージが時間は音楽の最も重要な問題と喝破したように、その映画版に限りなく近づいて、時間は映画の最も重要な問題という問題提起をしています。あなたの答えを最後のQ&Aで聞かせて下さい。―飯村隆彦
第1回から、読売、朝日、東京新聞、共同通信等に取り上げられ、大きな反響を呼んだ、飯村隆彦のレトロスペクティブも最終回。
その#4は、<光X時間>というテーマで、明滅するミクロの時間から億光年のマクロの時間にいたる,瞬間に永遠を見る映像世界を現出します。また、このシリーズの呼び物となったパフォーマンスは映像アートの再生を期して、「映像のライブ」からの再出発を叶えます。
ゲストトーク
河合政之(ヴィデオアーティスト)×飯村隆彦
第1部
フィルム・パフォーマンス
「Circle And Square /サークル アンド スクエア」(1966/2013)(約15分) 16ミリフィルム
パフォーマンス:飯村隆彦
会場内に長大なループフィルムを、スクリーンから客席の最後尾まで巻き巡らして、パフォーマーは回転するフィルムにパンチャーで穴を空け続けるパフォーマンス。観客は眼前を通過するフィルムの穴から、スクリーン上の明滅する巨大な穴を見ます。
N.Y.のマイクロスコープ画廊でのパフォーマンスでは最後はフィルムが切れて終わり、観客席から歓声と喝采が上がりました。
第2部
作品上映(DVD)
「Shutter/シャッター」(1971) 30分
音楽:佐藤敬次郎
映写機の光のみをスクリーンの裏側からスピードを変えて、何度もフェード・イン・アウトをくり返して撮影。「光の玉」となった映写機の光は目玉の開閉のようにまばたきをくり返して、その間に不思議な幻覚のイメージが現れる。
「2Minutes 46Seconds 16Frames(100Feet)/2分46秒16コマ(100フィート)」(1973-2010) 9分
デュシャンの「スリー・ストッパージュ(1913)とジョン・ケージの「4’33”」(1952)にオマージュを捧げ、そのフィルム・バージョンともいえる本作。
「24Frames Per Second/1秒間24コマ」(1975-2007) 11分
1秒24コマの24分の1から24分の24まで、白黒の画面がポジからネガに、ネガからポジに反転して、陰/陽が映像で逆転する陰陽道を実現する。
「One Frame Duration/1コマの長さ」(1977-2007) 11分
24分の1コマにフィルムの全ての要素が見え、聞こえて、それをまばたきの間に見る。